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タイル剥離・剥落のメカニズム。

2013/10/16

おはようございます。
広島市内は今小雨ですねぇ。昨日より少し寒い感じがします。
そして、昨日の夜!!すごい風でしたねぇ!!
夜中に風と外でバケツのひっくり返る音で目が覚めてしまいました(^^;
今朝はあまり風も強くなくてほっとしました。

さて、今日はタイルの剥離・剥落のメカニズムを書いてみようと思います。
文章より図のほうが分かり易いかな、と思ったのですが
何分私には絵心とセンスを持ち合せていないので
逆に分かり難いかもしれませんが…よろしければお付き合い下さい(^^)

タイル断面図
鉄筋コンクリート造の例です!!
とっても簡易的ではありますが、建物の断面図です。
鉄筋  ・躯体コンクリート ・左官モルタル ・貼付けモルタル ・タイル
で構成される積層構成をしています。
モルタルだけでも三段階あるのです。若干建物・工法によって違いはあると思いますが
基本的にはこの様になっています。

タイル断面
建物は外部の湿度・温度の変化によって膨張・収縮を繰り返します。
しかし、各素材の温度・湿度で膨張する度合いが違うため各材料に違う幅の伸縮が発生し
ひずみ差が発生します。この動きを【相対ひずみ】といいます。
外気の環境変化は日々発生し、素材間に疲労が蓄積することによって
素材が劣化していきます。
劣化した素材は剥離・剥落の危険性が非常に高くなります。

タイル断面図3
白くなっている部分が中性化です。タイルの強度が弱くなっている状態です。
原因は目地から、酸性雨や紫外線、汚染物質の炭酸ガス等が侵入し
化学反応によって起こります。
中性化は躯体の強度を著しく下げる危険な現象です。
中性化はタイルの打診調査で発見する事が出来ます。
定期的な点検が早期発見につながり補修費用も抑えることが出来ます。

タイル断面4
中性化に気づかず放置していると、タイルの剥離・剥落が発生します。
タイルが剥落した場合、修復したとしても貼直しが目立ってしまい美観は二度と戻りません。
何より、通行人等に当った場合、建物管理の重大な責任を負うことになってしまいます。
更に、剥落した部分を放置していると、むき出しになった躯体に水分や汚染物質がさらに奥まで侵入します。
やがて
鉄筋にまで到達し鉄筋を腐食させてしまいます。
腐食して膨張した鉄筋がコンクリートを押し上げて砕いてしまう爆裂という現象が起きてしまいます。
ここまで酷くなると、一度躯体のコンクリートを捲り、鉄筋の錆を取り除く工事が必要になり、費用も
大幅に増えてしまいます。費用の面でも、建物の為にも、タイルの浮き・剥離を発見した時点で
点検・適切な補修を行って下さい。

タイル外壁は高級感のある素晴らしい外壁だと私は感じます。
やはり金額面でも塗装やサイディングよりも値が張る分、それだけの価値があると…。
しかし、その反面躯体内部の劣化が分かり難いという欠点も持っています。

欧米の方では外壁タイルは落ちるものと考えられ、外壁に使用する事は禁止されています。
日本でもタイルの剥落事故が起きており、平成20年に建築基準法第12条が改正され
一定の規模以上の建物(特殊建築物)の定期報告調査では10年に一度の全面打音検査が
義務化される等危険意識が高まってきています。
(しかし、義務化されたとはいえ、全面打音には足場が不可欠…。費用の補助が無いのも
酷い話ですよねぇ…。)

この様にタイル外壁の良さの裏側に、剥離・剥落についての危険性もあるという事を
知って頂き、適切なメンテナンスを行って安心で安全な外壁、街並みを作っていきたいと
当社では考えています。

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